-ピーズガードラボ-ここにテキストがはいります。ここにテキストがはいります。ここにテキストがはいります。ここにテキストがはいります。ここにテキストがはいります。

ピーズガードラボ
人や動物を取り巻く生活環境は日々変化しています。ピーズガードラボでは、業界の第一線で活躍する有識者の方々に
最新のウイルス、細菌やカビ、除菌や消臭事情について定期的に投稿していただきます。

食品苦情から学ぶカビ相談

  • 投稿日:2017年5月9日

NPO 法人カビ相談センター 理事長

高鳥 浩介 先生

獣医学博士
元国立医薬品食品衛生研究所衛生微生物部長
東京農業大学客員教授
日本獣医生命科学大学獣医学部客員教授
東京都産業技術研究センターアドバイザー

今に限ったわけではないがカビに関する衣食住の問題は多い。消費者から「清涼飲料水にカビが生えていた。飲んでしまったが大丈夫か。」また、製造現場から「お客様から食パンにカビが生えていたクレームがあった。食べてしまったが健康への影響はないかどうか。」、「餅にカビは生えていないようだが、カビ臭いといわれた。カビがいるのかいないのか知りたい。」といったような切実な問い合わせが多い。

 このところ食の安全が問われるようになり食品製造業者からのカビに関する苦情相談が著しく多くなってきた。つまり消費者の目が肥えてきて、カビの安全性に関してレベルの高い知識を求めるようになってきた。そうした背景からか、近年保健所や消費生活センター等にカビ苦情事例で相談するケースが多くなってきている。

 2000年前後の10年間に届け出た約1100件について調査したことがあり、その中で、苦情件数のうち約4割で喫食しており、喫食したうちの2割で何らかの健康被害を訴えているという結果があり、食品のカビ苦情は無視できない現状にある。

カビ問題の重要性が正しく理解されていない

 カビで悩む企業が潜在的に多数を占めている。ところが、こうした食品衛生上のカビ問題は、食品被害としてマイナーとされている。生えていなければ安心、生えているものを食べても食中毒にならない、その部分をとれば大丈夫といった程度の知識や理解ですませていることが多い。さらに、ノロウイルス、腸管出血性大腸菌や腸炎ビブリオなどの食中毒菌は、食品衛生法に基づいて規制されている一方で、カビにはそうした特定の危害種が知られていないため重視されていないこともマイナーとされる所以であろう。総じてカビに基づく有害性、健康被害、経済的打撃、消費者に対する不信そしてカビ自体の重要性がなんとなくファジーであり、正しく理解されていないと思われる。またあえて言えば、製造者側や衛生を専門とする行政側にも多少意識のずれがあり、それは法的な規制がないことによるかもしれない。

カビ問題を取り巻く現状とカビ相談センターの取り組み

 それでは食のカビ問題を関係者が正しく理解しているのであろうか。私の個人的な意見であるが、カビ問題について正しい情報が必ずしも流れていないと推測している。カビは発生することが怖いと思っても、なぜ怖いのか理解されていないケースが多い。また国民が最も依存したい国や自治体さらに公共団体にしても、残念ながらカビは単にカビとしてひとくくりで対応することが多い。そのため、正しい情報が伝わってこない危険性がある。

 私たちが日ごろ接しているカビの問題点として(1)カビの問題の相談先、(2)カビの発生を防ぐための理解や技術不足、(3)カビに関する情報提供、(4)健康被害、(5)環境被害・劣化、(6)微生物としてのカビに関する正しい理解や情報、(7)カビに関する行政上の規制、(8)カビ検査の仕方などがある。

 カビ相談センターは、このような問題点を取り除くために、カビで困っている方々の目線でわかりやすい言葉で説明し、カビを理解してもらえる活動を開始している。カビは良きにつけ悪しきにつけ食と深いかかわりを持つ。食でのカビ問題の多くは悪しき場合が多く、だからこそカビに対して理解し、さらに食品衛生上での重要性を認識していただけるよう努めていきたい。

人にも環境にも優しい除菌・消臭剤「ピーズガード」のご購入はこちら

Amazonのストアへ行く